蚊、マダニの忌避剤について

蚊、マダニの忌避剤の効果を最大化し、副作用を最小化するために、以下のことを守ってください。特に DEET含有の忌避剤を使用する場合は重要です。
●肌の表面を軽く覆い、飽和させないよう十分量の忌避剤を使用してください。
●露出した皮膚、衣服、またはその両方に使用してください。衣服の下には使用しないでください。
●手のひらに忌避剤を塗り、手をこすり合わせてから顔に塗って下さい。
●目や口に入ることを防ぐために、塗った後には石鹸を使用し手をよく洗ってください。
●切り傷や傷、炎症、炎症、湿疹などがある部分には忌避剤を使用しないでください。
●エアゾール化した忌避剤を吸入したり、目に入ったりすることがないように、密閉された空間での使用や食品の近くにスプレーは避けてください。
●目に入らないよう、小さなお子様の手には忌避剤を塗らないでください。
●頻繁に塗り直す必要はありません。(30%以上のDEETは6時間程度有効)
●不要になったら石鹸と水で洗ってください。
●日焼け止めと忌避剤の両方を塗布する場合は、最初に日焼け止め剤を塗布し、その後に忌避剤を塗布あしてください。日焼け止めは通常、忌避剤よりも頻繁に塗り直す必要があるため、日焼け止めと忌避剤を別々に使用する方が良いでしょう。
●持続期間は、水泳、洗濯、発汗、拭き取り、運動、降雨によって短縮されます。必要時塗り直してください。

日本国内で使用可能なのはDEETとイカリジンの2種類です。DEETを使用する際は10〜35%の濃度のものを推奨します(小児には12%以下のものを使用してください)。小さいお子様に関してはイカリジンを推奨します。
●DEET(N、N-ジエチル-3-メチルベンズアミド)生後2か月まではDEETを使用できません(米国の基準)。
●ピカリジン(KBR 3023)イカリジンとも言われます。持続期間はDEETに比べ短いですが、子供でも安全に使用できます。

米国環境保護庁(EPA)のガイドライン及び添付文書を参考に作成